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2019-01-31 00:16 | カテゴリ:編集雑記
昨年7月の西日本豪雨。
岡山県内では最大級だった倉敷市真備町以外にも
多くの地域が被災しました。
そのうちの一つが岡山市東区平島地区。
エリア内の砂川の堤防が決壊し、
周辺の住宅や店舗が浸水しました。

私には生活圏の一部ともいえる近隣エリア。
その様子をすぐにでもこのブログで伝えることも可能だったはずです。
けれども事の重大さ、被災後の惨状。
直後は目の前に立ち塞がるものを前に、
何もできなくなってしまったのが実情です。

豪雨から半年以上経ち、前回の記事で真備町の現状をお伝えした今、
平島地区のことも、昨年秋に雑感のような記事は書きましたが、
もう少し詳しく触れておきたいと思うに至りました。

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昨年7月7日(土)の朝。
長男が通う学童保育の清掃活動が警報発令で中止になり、
役員仲間から連絡とともに届いたのは、それこそ息をのむような写真でした。

IMG_0736.jpg

IMG_0737.jpg

IMG_0738.jpg


洪水に呑まれた、見慣れたはずの市街地。
想像もつかなかった事態にに戦慄し、
また警報が解除されない状況も手伝って、
過去になく不安な中を過ごしました。

豪雨から一夜明けまた一夜。
平島地区に漸く足を踏み入れたのは豪雨から数日後でした。

車を走らせながら見えてきた光景の数々。
道路脇にうず高く積まれた瓦礫、家電製品、ゴミ。
ドアやウインドウを開け放した、多くの浸水後の車。
浸水の跡が残る建物。
そして強い日差しのもと、必死に作業をする人々。

その当時の写真はありません。

あまりの光景に、当初は見届けるのが精一杯で、
撮影には思いも及びませんでした。
そしてその後も暫くは、根拠はうまく説明できないのですが、
自分ごときが被災地の様子を撮るのは不遜な行為のように思えて、
街の様子を記憶に刻みつけるだけにしました。

近隣ということで、知り合いに自宅や勤務先が被災された方もおられました。
自宅が被災した、私のパート先の女性は、
「もー色々ダメになっちゃったあー」
…明るく笑って言うなよそんなこと(´;ω;`)
善良でまっとうに生きている人々まで容赦なく襲う自然災害に
理不尽さをおぼえずにはいられませんでした。
と同時に、被災で恐怖や辛苦を嫌と言うほど味わったはずなのに、
笑顔を絶やさず前向きな彼女の姿に、私のほうが励まされました。
他の被災者も、私が知っている限りでは、
過酷な現実を受け入れた上で前進している印象でした。
この姿勢こそが、復興や再建の何よりの力になったかもしれません。

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そして現在。
まだ完全ではないにせよ、復興は随分と進みました。
多くの世帯では、浸水した自宅が修繕されました。
一時休業していたスーパーやコンビニでも、普通に買い物をしています。
色々ダメになったと話してくれたパート先の女性も、
引き続き元気にお仕事をしています。

甚大な浸水エリアだったところに、
昨年末から今年にかけて開店したドラッグストアやレストランチェーン店:

IMG_1060.jpg

IMG_1063 -

豪雨以前に出店が決まっていたもので
(その根拠となる記事はこちら
関係各位の胸の内は複雑だったかもしれません。
それでもおそらく、前を向いて、予定通り出店を断行したものと推察します。
経緯はともかく、平島の地で新規オープンしたこれらのお店、
是非繁盛してほしいものです。

今後も平島地区を見続け、
また機会があればこの場でお伝えできればと思います。
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